インドにおける水不足状態を解決するために、同国政府は世界銀行と共同でインフラ整備と灌漑プロジェクトに投資しています。その目的は、クリシュナ川とゴダバリ川の水を現在の乾燥土地、特にアンドラ・プラデーシュ州へ送ることです。

WEGは大容量ポンプに使用される大型の縦型同期電動機をインドの最大手ポンプ製造業者であるKirloskar Brothers Limited (KBL)へ供給することによってこのプロジェクトに参加しています。HNSSプロジェクトのみに対して、当社は工事開始時の2007年4月に、高圧電動機32台を励磁パネルおよびブレーキ・システムと供に供給しました。

プロジェクトの第二段階に入った現在、当社は2009年11月までに励磁パネルおよびブレーキ・システムを含む大型電動機64台で構成され、第1回と同様のパッケージで、しかもその倍の機器台数で、総重量2,000トンのパッケージをインド向けに出荷する準備を行っています。

HNSSプロジェクトは、世界最大級と見なされており、2.5キロメートル平方(サッカー競技場17万分に相当)の灌漑を可能にします。8千万人がその恩恵を直接受けることになります。

インドの灌漑プロジェクトの開始時点から2009年11月までの期間に、WEGは州の全領域に出力2,300~16,000HPの電動機約160台を設置し、約1億ドルの売上げを予定しております。これは、WEGが国に対して行った最大の供給であり、取引したパッケージのうちで、最大級のものです。