サン・パウロ都市輸送メトロポリタン会社(EMTU)の開発部長Carlos Zundt氏およびTutto Trasporti社の取締役Agenor Boff氏は、今年初期に電気式動力の計画と取引を加速させるためにWEGを訪問しました。

Zundt氏は、「中能力の輸送システムに関する技術計画について長時間に亘って話し合いました。WEGとTuttoの参加は非常に重要です。」と語りました。

「この接近は将来の計画と取引きにとって最も重要です。私共の電気式動力および代替燃料(バイオディーゼル、アルコール、車両用天然ガス、水素)を使用したシャーシによって海外では既にブラジル・モデルが確立しました。これらの技術を更に多くの人たちへ提供することが緊急課題です。」と、長年に亘ってWEGのパートナーであるBoff氏は語ります。

役員の方々はWEGにおいて、オートメーション、電動機およびエネルギーのユニットに関する説明を受けました。「Tuttoによって開発された電機ハイブリッド・バスの電気プロジェクトを立上げ、新しい発想へのパートナーとなっています。」とWEGのオートメーション・ユニット取締役部長Umberto Gobbato氏は強調します。「WEGは動力全体を担当し、Tuttoはシャーシとボディを設計し、EMTUは、従来の燃料を使用するモデルと比較し、走行距離が50%までアップし、公害物質の排気量がほぼ100%減少される輸送手段を提供することができます。」とWEGの技術計画部長Valter Luiz Knihs氏が付け加えます。

サン・パウロ州政府が管理するEMTU/SPは、低・中能力のシステムを管理し、サン・パウロ、サントス盆地およびカンピーナスの大都市地域における市間輸送を計画し、監督しています。この3地域には67の市が在り、人口2.3千万人の住民が含まれます。EMTU/SPが提供・管理するサービスは、毎日、平均150万人の乗客に行き届いています。